SANU 2nd Home Weekdayを一度退会したわが家が、なぜCo-Ownersを購入したのか。育休中のサブスク利用、復職後の退会、再契約までの経緯、夫ichiroを説得するために整理した購入動機と不安材料をまとめました。
- SANU Co-Ownersを契約しました
- ずっと気になっていたSANU。でも最初は契約できなかった
- 育休中限定でサブスクのWeekdayを始めた
- 復職のタイミングでSANU Weekdayを退会した
- それなのに、またSANUに行きたくなった
- サブスクは使いこなせない。でもSANUには行きたい
- Co-Ownersを購入したいと思った理由
- 理由1:今の生活でもSANUを使い続けやすい
- 理由2:子どもとの経験にお金を使いたいと思った
- 高額だからこそ、不安材料も確認した
- 不安1:年間12泊を使い切れないかもしれない
- 不安2:30年間も使い続けるのか
- 不安3:SANUという会社は信頼できるのか
- 不安4:本当にこの金額を払う価値があるのか
- 不安5:支払い方法をどうするのか
- わが家には、サブスクよりCo-Ownersが合っていた
- まとめ:一度やめたからこそ、辿り着いたCo-Ownersという形でのSANU
SANU Co-Ownersを契約しました
SANU 2nd HomeCo-Ownersを契約しました。
わが家はもともと、Weekdayを利用していた時期があります。
ただ、復職のタイミングでいったん退会しました。
それなのに、しばらく経ってからCo-Ownersを契約しました。
一度やめたのに、なぜまたSANUに戻ったのか。
しかも、なぜサブスクWeekdayではなくCo-Ownersだったのか。
この記事では、Weekdayを退会したわが家が、Co-Ownersを契約するまでの経緯と、購入前に整理した不安材料についてまとめます。
※料金や制度は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
ずっと気になっていたSANU。でも最初は契約できなかった
SANUは、ローンチ当初から気になっていたサービスでした。
自然の中にある、もうひとつの家。
ホテルでも旅館でもなく、暮らすように自然の中で過ごせる場所。
そのコンセプトに惹かれたのはもちろんですが、何より「デザインがかっこいい」「センスがいい」と感じたことも大きかったです。
建物のデザイン、写真の雰囲気、ブランド全体の世界観。
どこか押しつけがましくなく、でもちゃんと洗練されている感じがあって、最初に見たときからかなり気になっていました。
ただ、気になっていたからといって、すぐに契約できたわけではありません。
わが家の場合、当時の生活スタイルでは、SANUを十分に使いこなせるイメージがありませんでした。
リモートワークで頻繁に利用できる環境でもなく、週末だけの利用を前提にすると、月額サブスクリプションを契約しても回収できないのではないかと思っていました。
SANUというサービスにとても興味はある。
でも、月額を払うほど使いこなせるかは不安。
そんな理由で、ずっと気になりながらも、最初は契約を見送っていました。
育休中限定でサブスクのWeekdayを始めた
そんな中、育休に入りました。
育休中は、仕事のスケジュールに縛られにくく、平日にも動きやすいです。
「今ならSANUを使えるかもしれない」
そう思いました。
SANUはずっと気になっていたサービス。
平日にも動ける育休中なら、SANUのサブスクサービスを試すにはちょうどいいタイミングでした。
もちろん、月額の費用が発生するので、夫ichiroの説得は必要でした。
「育休中限定で使ってみたい」
「復職後に使いにくくなったら、その時点で見直す」
そんな話をして、夫を一生懸命説得し、晴れてSANU を始めることにしました。
実際に使ってみると、SANUはわが家にとても合っていました。
観光を詰め込まなくても、部屋で過ごしたり、周辺を散歩したり、自然の中でゆっくりしたりするだけで満足感がある。
小さい子どもがいるわが家にとって、ホテルや旅館とは違う「暮らすような滞在」がとても心地よく感じました。
復職のタイミングでSANU Weekdayを退会した
ただ、復職すると状況は変わります。
育休中は平日に動きやすかったものの、復職後に利用できるのは基本的に土日です。
頑張って予定を調整したとしても、毎月1〜2泊できるかどうか。
SANU 自体に不満があったわけではありません。
むしろ、世界観が我が家にハマり大満足でした。
でも、月額サブスクリプションである以上、利用頻度が下がるとどうしても割高に感じてしまいます。
それに、「毎月行かないと損」みたいなプレッシャーを、自分で勝手に感じてしまうのも少し嫌でした。
好きなサービスなのに、使えない月があるたびに「もったいない」と思ってしまう。
それは、SANUを楽しむというより、月額を回収するために予定を入れているような感覚に近くなってしまいそうでした。
「好きだけど、今の生活では使いこなせない」
そう感じて、復職のタイミングでSANU Weekdayは退会しました。
それなのに、またSANUに行きたくなった
復職後、SANUを退会したあとも、わが家は相変わらず旅行を月1,2ペースで楽しんでいました。
もともと旅行が好きなので、海外、国内はクラシックホテルを中心にいろいろ出かけました。
ホテルにはそれぞれの良さがあります。
旅館にはそれぞれの良さがあります。
それぞれの行き先、場所で、非日常の時間を楽しんでいました。
でも、SANUを退会して1年ほど経った頃、突然思ったのです。
「……SANUに行きたい!!!」
SANUにはホテルや旅館とはまた違う、SANU独自の良さがありました。
自然の中にあって、でもキャンプほど大変ではない。
観光をしなくても、滞在そのものが心地いい。
家のように過ごせるけれど、日常とは違う場所に行ける。
子どもと一緒に、無理なく自然の中で過ごせる感じが、無性に恋しくなりました。
サブスクは使いこなせない。でもSANUには行きたい
とはいえ、もう一度サブスクのWeekdayを契約するのは現実的ではありませんでした。
復職後の生活では、泊まりがけで出かけられる日は限られます。
月額のサブスクを再開しても、また使いこなせなくなる可能性が高い。
一方で、1泊ごとのStay利用も、毎回となるとそれなりに高い。
SANUには行きたい。
でも、サブスクWeekdayは活用しきれない。
1泊Stayを毎回利用するのも悩ましい。
そこで、今までほとんどノータッチだった「SANU 2nd Home Co-Owners」について情報収集を始めました。
実はこのときまで、私はCo-Ownersについて少し誤解していました。
Co-Ownersは、購入した所有物件だけを利用する仕組みだと思い込んでいたのです。
でも調べてみると、そうではありませんでした。
オーナーは自己所有物件に加えて、SANU 2nd Homeのすべての拠点を利用できます。
さらに、面談で営業さんにしつこく聞きまくってわかったことは、極論年間泊数すべてを他拠点で利用してもよいということ。
つまり、所有物件だけに縛られるわけではなく、SANUの他拠点も利用できるということです。
これは、かなり大きな発見でした。
というのも、私がSANUで特に好きだった拠点のひとつが、Co-Owners物件ではない白樺湖1stだったからです。
白樺湖1stは窓から湖が見える拠点で本当に心地よくて、また行きたいと思っていた拠点でした。


もしCo-Ownersを購入しても所有物件しか使えないなら、少し迷ったと思います。
でも、購入泊数を所有物件以外の拠点にも使えるのであれば、わが家にとって使い方の幅が一気に広がります。
「所有物件を拠点にしながら、白樺湖のようなお気に入りの場所にもまた行ける」
そう思えたことは、Co-Ownersを前向きに考える大きなきっかけになりました。
調べていくうちに、Co-Ownersなら、今のわが家のライフスタイルにも取り込めるかもしれないと感じるようになりました。
ただし、ここにきて大きな問題は購入費用です。
サブスクのWeekdayの利用料でも熱弁で説得が必要だった夫に対して、
Co-Ownersの購入決断で合意を得るには、確実に感情論だけでは足りません。
そこで、購入したい理由と、想定される不安材料とその対策を整理することにしました。
Co-Ownersを購入したいと思った理由
わが家がCo-Ownersを前向きに考えた理由は、大きく2つあります。
1つ目は、今の生活でもSANUを使い続けやすいと感じたこと。
2つ目は、子どもとの経験にお金を使いたいと思ったことです。
理由1:今の生活でもSANUを使い続けやすい
Co-Ownersで魅力に感じた点は予約ルールが休日利用者向けに設計されていることです。
わが家にとって大きかったのは、復職後の生活に合う使い方ができるかどうかです。
育休中は、平日に動けるWeekdayとの相性がとてもよかったですが、
でも復職後は、平日にまとまった時間を取るのが難しくなりました。
基本的に利用できるのは、土日や連休です。
その点、Co-Ownersは年間の宿泊数をベースに、わが家の予定に合わせて使いやすいと感じました。
理由は、同時予約件数と予約開始時期です。
Co-Ownersは、同時に3件まで予約を持つことができます。
また、自己所有拠点は6か月前から予約可能です(他のサブスク拠点は3か月前、他Owners拠点は2か月前から)
同時予約が3件あると、たとえば、
- 春の3連休
- 夏休み
- 年末年始前後
のように、先々の家族旅行をまとめて計画しやすくなります。
これも、子連れ家族にはかなり大きいと感じました。
子どもがいると、旅行は「空いている日にふらっと行く」というより、保育園や仕事、家族の予定を見ながら早めに計画することが多くなります。
特に、3連休、夏休み、年末年始などの人気日程は、できるだけ早めに予定を立てたいところです。
その意味で、所有拠点を早めに押さえられることは、Co-Ownersならではの安心材料でした。
さらに、先ほども書いたとおり、Co-Ownersは所有物件だけではなく、SANU 2nd Homeの全拠点を利用できます。
私の場合、Co-Owners物件ではない白樺湖がとても好きで、またリピートしたいと思っていました。
だからこそ、所有物件以外の拠点も使えることは、かなり大きな動機になりました。


「所有物件を買う」というより、SANU全体を使い続けるための選択肢として考えられたのです。
整理すると、わが家にとっては以下の点が大きかったです。
| 比較した点 | Weekday(月額サブスク) | Co-Owners |
|---|---|---|
| 利用しやすい曜日 | 平日に動ける人向き | 土日・連休も計画しやすい |
| 同時予約件数 | 2件 | 3件 |
| 所有拠点の予約開始 | 3ヶ月前から | 自己所有拠点は6か月前から |
| 利用できる拠点 | 全拠点 | 自己所有物件 +SANU 2nd Home全拠点 |
| 家族旅行との相性 | 直前・平日利用ができる家庭向き | 連休・長期休暇を早めに押さえたい家庭向き |
もちろん、Co-Ownersでも予約が必ず希望通りに取れるわけではありません。
また、6か月前から予約できるのは自己所有拠点であり、他拠点は別の予約ルールになります。
それでも、所有拠点を軸にすれば、3連休や夏休み、年末年始などの予定を早めに立てやすい。
そして、所有物件以外にも、白樺湖のようなお気に入り拠点へ行ける。
これは、復職後のわが家にとってかなり大きな魅力でした。
さらに、SANUは拠点数の拡大も進めています。公式サイトでは2026年4月時点で、全国に35拠点・231室と案内され、2026年4月の公式リリースでは2029年に国内外100拠点以上へ広がるとされています。
今後も利用できる拠点が広がっていくなら、子どもの成長や家族の予定に合わせて、行き先の選択肢も増えていくかもしれません。
わが家にとっての決め手は、
「全拠点が使えるから」だけではなく、
“好きなSANUを、復職後の生活でも無理なく、計画的に使い続けられそうだったから”
です。
理由2:子どもとの経験にお金を使いたいと思った
もうひとつ大きかったのが、子どもとの時間に対する考え方です。
子どもが小さい時期は、長いようで短いです。
自然の中で走る。
葉っぱや虫を見つける。
祖父母と一緒に旅行する。
普段とは違う場所で、家族でゆっくり過ごす。
そういう経験は、あとから買い直すことができません。
もちろん、子育てには日々お金がかかります。
食費、衣服、習い事、医療費、将来の教育費。
だからこそ、何にお金を使うかは慎重に考える必要があります。
その中でわが家は、モノを増やすよりも、家族で過ごす時間や子どもの経験にお金を使いたいと思うようになりました。
保育料無償化のインパクトを考えた
家計面で考えるうえで、保育料無償化の影響もありました。
全国制度としては、令和元年10月から幼児教育・保育の無償化が始まっており、3〜5歳児クラスは無償化の対象とされています。加えて、東京都内の自治体では2025年9月以降、0〜2歳児クラスの第1子保育料無償化も進んでおり、
たとえば世田谷区では認可保育施設に通う区内在住のすべての子どもの保育料負担がないと案内されています。
つまり、全国制度としては3〜5歳児クラスが無償化。
さらに東京都では、0〜2歳児クラスについても無償化の対象が広がったという流れです。
では、0〜5歳児クラスまでで見ると、保育料はどのくらいの規模感になるのでしょうか。
金額感の参考として、東京都23区の例として練馬区の過去の保育料を見てみます。
過去認可保育所の保育料について、3歳未満児・3歳児・4歳以上児の月額保育料が所得階層別に示されています。
ここでは、低め・中くらい・高めの3パターンで試算します。
| パターン | 参考階層 | 0〜2歳児 クラス月額 | 3歳児 クラス月額 | 4〜5歳児 クラス月額 | 0〜2歳児 クラス 3年間 | 3〜5歳児 クラス 3年間 | 0〜5歳児 クラス合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 低め | D4相当 | 16,500円 | 11,800円 | 11,700円 | 約594,000円 | 約422,400円 | 約1,016,400円 |
| 中くらい | D10相当 | 32,200円 | 22,500円 | 21,000円 | 約1,159,200円 | 約774,000円 | 約1,933,200円 |
| 高め | D28相当 | 86,200円 | 36,200円 | 28,800円 | 約3,103,200円 | 約1,125,600円 | 約4,228,800円 |
※合計は0〜2歳児クラスを36か月、3歳児クラスを12か月、4〜5歳児クラスを24か月として単純計算
※練馬区の過去資料に基づく参考計算です。実際の保育料は、自治体、世帯収入、きょうだいの有無、施設の種類などによって異なります。
※現在は3〜5歳児クラスは全国制度として無償化されています。また、東京都では2025年9月以降、0〜2歳児クラスの第1子保育料無償化も進んでいます。
この表を見ると、保育料は数年単位で考えるとかなり大きな金額になります。
特に0〜2歳児クラスは、3〜5歳児クラスよりも保育料が高く設定されていたことがわかります。
わが家の場合も、東京都在住で0〜2歳児クラスの無償化対象になったことは、家計の前提を見直す大きなきっかけになりました。
ただし、これはあくまで制度や居住地、子どもの年齢のタイミングが重なった結果です。
すべての家庭に同じ条件が当てはまるわけではありません。
そのため、「保育料が浮いたから使う」というよりも、家計の前提が変わったことで、子どもとの経験にお金を使う選択肢を考えやすくなったという感覚に近いです。
保育料として想定していた支出の一部を、子どもとの経験に向ける。
そう考えたときに、SANU Co-Ownersは、わが家にとって単なる贅沢ではなく、子どもとの時間をどう過ごすかを考えたうえでの選択だと思えました。
高額だからこそ、不安材料も確認した
Co-Ownersは、気軽に買える金額ではありません。
だからこそ、購入したい理由だけでなく、不安材料もひとつずつ確認しました。
わが家が特に気にしたのは、次の5つです。
- 年間12泊を使い切れないかもしれない
- 30年間も使い続けるのか
- SANUという会社は信頼できるのか、倒産リスクはないのか
- 本当にこの金額を払う価値があるのか
- 支払い方法をどうするのか
ここからは、それぞれの不安について、わが家がどう考えたかを書いていきます。
不安1:年間12泊を使い切れないかもしれない
Co-Ownersを検討するとき、まず不安だったのが「年間12泊を使い切れるのか」ということでした。
旅行好きなわが家でも、毎年きれいに12泊使い切れるとは限りません。
子どもの体調、仕事の予定、家族の予定、天気。
予定通りに旅行できない年もあると思います。
ただ、Co-Ownersには、使い切れなかった場合の選択肢がありました。
家族や友人に宿泊ギフトとしてプレゼントできる
まず、年間泊数の一部は、家族や友人などにプレゼントできます。
SANU公式ヘルプでは「Stay Gift from Owners」として、Co-Ownersのオーナーが自身の年間泊数の一部を、家族や友人など第三者にプレゼントできる機能と案内されています。受け取った人は、発行された泊数の範囲内でSANU 2nd Home拠点を予約・滞在できます。
自分たちだけで無理に使い切らなくても、両親やきょうだい、友人に宿泊体験をプレゼントできる。
これは、年間12泊を持つうえでかなり安心材料になりました。
未利用泊数はSANUが買い取ってくれる
さらに、未利用泊数については、SANUが賃料として支払う仕組みもあります。
公式では、毎年3月31日時点で利用されなかった日数に買取基準金額を掛けた金額を算出し、毎年5月31日までに賃料として振り込むとされています。
つまり、年間泊数を使い切れなかった場合でも、完全に無駄になるわけではありません。
もちろん、買取基準金額や条件は事前に確認が必要です。
それでも、「絶対に12泊使い切らなければ損」というプレッシャーが少し軽くなったことは、契約を前向きに考える材料になりました。
不安2:30年間も使い続けるのか
もうひとつ大きかったのが、長期的な不安です。
Co-Ownersは、短期間だけ使うサービスではありません。
物件価格を30年で割って考えると1泊あたりの金額に納得感は出ますが、逆に言えば、
「30年間もSANUを使い続けるのか?」
「子どもが大きくなったらどうなる?」
「仕事や住む場所が変わったら?」
「家族構成や旅行スタイルが変わったら?」
という不安もありました。
この不安に対する大きな解消材料が、将来的に売却できるという点です。
公式では、Co-Ownersの権利は購入後4年目以降にセカンダリーマーケットを通じて第三者に売却可能とされています。
必ず希望通りに売れるわけではありません。
売却価格が保証されているわけでもありません。
それでも、完全に使い切りのサービスではなく、将来的に手放す選択肢があることは、心理的な安心材料になりました。
わが家としては、「資産価値で利益を出したい」というよりも、子どもの成長や仕事の変化によってライフスタイルが変わったときに、売却という出口があることを重視しました。
短期的には、使い切れない泊数をギフトや買取で調整できる。
長期的には、ライフスタイルが大きく変わったときに売却という選択肢がある。
このように、短期・長期の両方で出口が用意されていることは、高額なCo-Ownersを検討するうえで大きな判断材料になりました。
不安3:SANUという会社は信頼できるのか
SANU Co-Ownersは、決して安い買い物ではありません。
だからこそ、サービス内容だけでなく、運営している会社を信頼できるかも重視しました。
1泊だけホテルを予約するなら、そこまで企業の将来性までは気にしないかもしれません。
でも、Co-Ownersは長く使う前提のサービスです。
数年、十数年単位で使う可能性があるからこそ、
「この会社は今後もサービスを続けていけそうか」
「拠点は増えていきそうか」
「資金面で無理のない成長をしているのか」
という点は、契約前にかなり気になりました。
その点で、SANUには一定の安心感がありました。
資金調達:投資家だけでなく、金融機関からも評価されている
まず大きかったのが、SANUの資金調達です。
SANUは2025年5月、シリーズBラウンドで総額64.5億円の資金調達を実施しています。内訳は、エクイティ35億円、サステナビリティローン19.5億円、ソーシャルローン10億円などです。
これを素人目線で簡単にいうと、SANUは「投資家から成長性を評価されている」だけでなく、「金融機関からも事業性や返済能力を見られたうえで資金を調達している会社」だと感じました。
| 資金調達の種類 | どんなもの? | 購入者目線での安心材料 |
|---|---|---|
| エクイティ調達 | 投資家が成長性を期待して出資している | 外部の投資家から成長可能性を評価されている |
| 銀行融資 | 金融機関が事業性や返済能力を見て融資している | 勢いだけでなく、金融機関からも一定の評価を受けている |
| サステナビリティローン | 環境・社会に配慮した事業向けの融資 | 事業の環境面・社会面も評価されている |
| ソーシャルローン | 地方創生や地域活性化などに関わる融資 | 単なる宿泊事業ではなく、地域との関係性も評価されている |
SANUの発表では、サステナビリティローンについて、日本格付研究所から最上位評価「SU1(F)」が付与されていることも紹介されています。
もちろん、資金調達をしているから絶対に安心というわけではありません。
将来の成長やサービス継続が保証されるものでもありません。
それでも、高額なサービスを契約するうえで、外部の投資家や金融機関から一定の評価を受けていることは、私にとって大きな判断材料になりました。
事業拡大計画と体制づくり:全国100拠点体制を目指している
次に安心材料になったのが、SANUの事業拡大計画と、そのための体制づくりです。
SANUは、調達資金の用途として、全国100拠点体制への事業拡大、Co-Ownersの展開強化、木造モジュール建築の量産体制整備、ソフトウェア開発などを挙げています。
Co-Ownersは、SANUの拠点が増えるほど利用の選択肢が広がるサービスです。
そのため、今後も拠点を増やしていく計画があること。
さらに、そのための資金調達や体制づくりを進めていること。
これは、長く使う前提で考えたときに大きな安心材料でした。
また、SANUに安心感を持った理由は、単に「拠点を増やします」と言っているだけではない点です。
拠点開発だけでなく、木造モジュール建築の量産体制やソフトウェア開発も含まれています。
つまり、SANUはただ宿泊施設を増やすだけではなく、建築、予約体験、会員管理、滞在体験まで含めて、サービス全体をつくっている会社だと感じました。
実際にサブスクWeekdayを使っていたときも、予約から滞在までの体験がシンプルでわかりやすく、サービスとしての一貫性を感じました。
高額なCo-Ownersを契約するうえで、こうしたサービス全体の設計力や運営体制に期待できることも、判断材料になりました。
受賞歴・政府含めて各界から注目されている
さらに参考情報として、SANUは外部からの評価や社会的な注目も受けています。
ここは契約の決め手というより、SANUという会社への信頼感を補強する材料として見ていました。
- 2024年、環境・社会・ガバナンスなどへの取り組みを評価する国際認証「B Corp認証」を取得
- SANU 2nd Home、2023年度グッドデザイン賞を受賞
- 「Japan Branding Awards 2022」でRising Starsを受賞
- 2024年7月、岸田当時首相がSANU 2nd Home 軽井沢1stを視察。サーキュラーエコノミーや地方経済への貢献という文脈でも注目
こうした情報は、直接的に「サービスが絶対に続く」と保証するものではありません。
ただ、SANUが単なる宿泊サービスではなく、建築、環境、地域活性化、ブランドづくりなどの面でも評価されていることは、企業姿勢への信頼につながりました。
不安4:本当にこの金額を払う価値があるのか
SANU Co-Ownersは、総額だけを見ると高く感じます。
ただ、実際に何泊使うかを前提にして、1泊あたりで計算すると価格の見え方が変わりました。
わが家が検討したのは、那須Mediumの12泊プランです。
前提は以下です。
| 項目 | 金額・条件 |
|---|---|
| 物件価格 | 3,950,000円 |
| 想定利用期間 | 30年 |
| 年間管理費 | 148,000円 |
| 年間宿泊数 | 12泊 |
| 清掃費 | 1滞在ごとに3,300円 |
今回は、12泊をすべて1泊ずつ利用する前提で、清掃費を12回分として計算しています。
| 計算項目 | 計算式 | 1泊あたり |
|---|---|---|
| 物件価格分 | 3,950,000円 ÷ 30年 ÷ 12泊 | 約10,972円 |
| 年間管理費分 | 148,000円 ÷ 12泊 | 約12,333円 |
| 清掃費 | 3,300円 | 3,300円 |
| 合計 | 約26,606円 |
単純計算では、1泊あたり約26,606円です。
年間で見ると、以下のようになります。
| 項目 | 年間費用 |
|---|---|
| 物件価格の年あたり換算 | 約131,667円 |
| 年間管理費 | 148,000円 |
| 清掃費 12回分 | 39,600円 |
| 年間合計 | 約319,267円 |
| 1泊あたり | 約26,606円 |
もちろん、これはあくまでわが家が納得感を確認するための単純計算です。
清掃費も1滞在ごとの費用なので、2泊以上で利用する場合は、1泊あたりの清掃費はもう少し下がります。
それでも、1泊あたり約2.7万円でSANUの空間に泊まれると考えると、わが家にはかなり納得感がありました。
不安5:支払い方法をどうするのか
最後に確認したのが、支払い方法です。
Co-Ownersは高額な買い物なので、
一括で支払うのか、ローンを利用するのか、家計への影響をどうならすのかは重要でした。
公式では、SANU 2nd Home Co-Ownersは金融機関が提供する「別荘・セカンドハウスローン」を利用して購入できると案内されています。
もちろん、ローンが使えるからといって、無理に買っていいわけではありません。
金利もありますし、毎月の返済負担もあります。
ただ、支払い方法の選択肢があることは、検討するうえでの安心材料になりました。
わが家では、単に総額を見るだけでなく、
- 年間でどのくらいの負担になるのか
- 1泊あたりで考えるとどうなのか
- ローンを使った場合、月々の負担感はどうか
- 将来使わなくなった場合の出口はあるか
という形で分解して考えました。
高い買い物だからこそ、感情だけではなく、数字と制度の両方を見て判断したかったからです。
わが家には、サブスクよりCo-Ownersが合っていた
SANU Weekdayは、育休中のわが家にはとても合っていました。
平日に動きやすく、子どもと自然の中で過ごす時間を作りやすかったからです。
でも復職後の生活では、月額サブスクを使いこなすのが難しくなりました。
基本的に利用できるのは土日。
頑張っても毎月1〜2泊。
その状態で月額を払うと、「毎月行かないと損」というプレッシャーを感じてしまう。
一方でCo-Ownersは、年間泊数をベースに、同時予約件数や所有拠点の早期予約も活用しながら、今の生活に合わせてSANUを計画的に取り入れやすい仕組みだと感じました。
さらに、所有物件だけでなく、SANU 2nd Homeの全拠点を利用できることも大きかったです。
特に私は白樺湖が好きで、Co-Owners物件ではない拠点にもまた行きたいと思っていました。
そのため、Co-Ownersが「所有物件だけを使う仕組み」ではなく、「SANU全体を使い続けるための仕組み」として考えられたことは、契約を前向きに考える大きな理由になりました。
年間12泊を使い切れないかもしれない不安には、ギフトや未利用泊数の買取という選択肢がある。
30年間使い続けるか不安な点には、将来的な売却という出口がある。
SANUという会社についても、資金調達や事業拡大計画、外部評価を見て、一定の信頼感を持つことができた。
そして、1泊あたりで計算すると、わが家には納得感のある金額だと感じた。
これらを整理した結果、わが家には、今のタイミングではサブスクよりもCo-Ownersの方が合っていると判断しました。
まとめ:一度やめたからこそ、辿り着いたCo-Ownersという形でのSANU
わが家は一度、SANU Weekdayを退会しました。
理由はシンプルで、復職後の生活では使いこなしにくくなったからです。
でも、SANUが嫌いになったわけではありません。
むしろ、退会してからしばらく経って、ホテルや旅館とは違うSANUの良さを改めて感じました。
サブスクは使いこなせない。
でもSANUには行きたい。
その間にある選択肢として、Co-Ownersを検討しました。
もちろん、高い買い物です。
誰にでも気軽におすすめできるものではありません。
ただ、わが家の場合は、
- 復職後の生活でもSANUを使い続けやすいこと
- 所有物件だけでなく、好きな拠点にも行けること
- 子どもとの経験にお金を使いたいと思ったこと
- 使い切れない泊数への対策があること
- 将来的に売却という出口があること
- SANUという企業に安定性と成長性を感じたこと
- 1泊あたりで考えると納得感があったこと
- ローンも含めて支払い方法を検討できたこと
これらが重なって、最終的に契約を決めました。
わが家にとってSANU 2nd Home Co-Ownersは、単なる宿泊先ではなく、これからの家族の時間をつくるための選択です。
今後、実際に利用してみて感じたことも、正直にレビューしていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
Co-Ownersを具体的に検討したいと思った方は、
紹介コードの利用方法、注意点についても事前に確認しておくと安心です。
